引き分けで首位を守りきった阪神
9日、
阪神-中日21回戦。手に汗握る首位攻防戦で珍事件が起きた。延長10回、1アウト満塁のサヨナラのチャンスを迎えた場面で、浅井がショートライナーに倒れ、一塁走者だったブラゼルが戻れずに併殺となったのだが、その判定に納得がいかなかったのか、ブラゼルが塁審の真鍋に向かって、退場となってしまったのだ。
もう既に、野手を全て使い切ってしまっていた阪神ベンチは、そこでなんと、
ピッチャーの西村を野手として起用したのである。バッターが右打者の時は西村がレフトへ入り、平野がライト。左打者の時はライトへ西村、レフトへ平野と、バッターの右左が変わるたびにポジションを交代し、11回、12回をどうにか守りきったのである。
西村のところに球が飛んでくることはなかったが、余計に緊迫した試合になったに違いない。急に外野を守ることになってしまった西村本人はもちろん、選手、関係者、ファンも皆さぞかしドキドキハラハラだったことであろう。そんな緊急事態をどうにか凌いだ阪神は、勝ちこそはしなかったが、引き分けで試合を終わらせ、首位の座を奪われることはなかったのである。こんな事態を招いでしまったブラゼルには十分反省して頂いて、その分、次は大活躍してもらいたいものである。
阪神タイガース公式サイト
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